国防総省(Department of Defense)は3月29日、今年12月に最高90億ドルのクラウド・インフラ・サービス契約を発注する計画であることを発表した。予定より約8か月遅れての発注となる見通しである。この「合同戦闘クラウド能力(Joint Warfighter Cloud Capability: JWCC)」イニシアチブは、複数のクラウド・プロバイダーに依存するという米軍の新たな方策を示すもので、単独のプロバイダーに依存しようとしたかつての「合同エンタープライズ国防インフラ(Joint Enterprise Defense Infrastructure: JEDI)」とは異なる。JEDIの受注企業にはマイクロソフト社(Microsoft)が選出されたが、国防総省は後にキャンセルしている。国防総省は2021年7月にJWCCについて発表しており、当時は早ければ2022年4月にも契約企業が選出される計画であった。国防総省は11月に、マイクロソフト社、アマゾン社(Amazon)、グーグル社(Google)、オラクル社(Oracle)に本件の募集を告知したという。
CNBC “Pentagon expects to award up to $9 billion in cloud contracts in December” (3/29/22)