セキュリティ・新興技術センター(Center for Security and Emerging Technology: CSET)は今般、「影響力の高いAI研究への米国と中国の貢献の比較(Comparing U.S. and Chinese Contributions to High-Impact AI Research)」と題する報告書を発表した。ここ十年間で、引用件数が多い人工知能(AI)の論文の執筆者が中国人研究者である割合は高まりつつある。しかし、中国国内外から中国人研究者による論文に疑問を唱える分析もある。本報告書は、引用件数を軸に両国の比較を試みたものであり、ファインディングとして、①中国人研究者によるAI論文が引用されるケースは高まっており、米国人研究者によるそれとの競争力が高まりつつある、②中国の優れた論文はしばしば中国外で引用されているものの、国際的な引用数では米国に後れを取っている、などが挙げられている。