米国と英国の両政府は11月10日、米英のプライバシー強化技術(privacy-enhancing technologies: PET)賞金チャレンジの第1フェーズにおける勝者を発表した。大西洋を挟む両国のイノベーターは、PETを使った金融犯罪検知の向上とパンデミックにおける個々の感染リスク予測、もしくは双方のシナリオに合致するソリューションの設計という2つのチャレンジ・トラックに参加している。提出された76件の技術論文の中から、12件の論文が選出され、合計15万7,000ドルの賞金が授与される。チャレンジの第2フェーズは11月初旬に始まっており、参加チームはそれぞれの技術論文で想定されたソリューションの構築に取り組んでいる。第2フェーズでは規制当局や政府機関との関与もあり、賞金総額は91万5,000ドルとなっている。更に、米英両政府は、第2フェーズで優秀点を獲得したソリューションのプライバシー保護能力を厳しく試験し、最終勝者を決める第3フェーズへの参加者募集も開始した。