米国のグリッド規模のエネルギー貯留の導入、2023年第2四半期に過去最高

ウッド・マッキンジー社(Wood Mackenzie)と米国クリーン電力協会(American Clean Power Association: ACP)が9月25日に発表した最新の「米国エネルギー貯留モニター(U.S. Energy Storage Monitor)」報告によれば、米国のエネルギー貯留市場は2023年第2四半期の追加設置が5,597メガワット時(MWh)となり、四半期として過去最高を記録した。グリッド規模部門が市場をけん引し、同四半期には5,109MWhと過去最高となり、それまでの過去最高であった2021年第4四半期を5%上回った。また、前期比で172%の増加となった。ウッド・マッキンジー社は、グリッド規模部門が2023-2027年の5年間予測において市場の主要ドライバーとなり、全設置の83%(55ギガワット)を占めると予測している。一方、コミュニティ/商業/産業(Community, commercial, and industrial: CCI)設置は107MWhで、2022年のどの四半期よりも多いが、2023年第1四半期の急騰には追い付かず、結果として前期比53%減となった。また、住宅の貯留は2四半期連続の減少となり、第1四半期の388.2MWhに続き、第2四半期は381.2MWhとなった。

American Clean Power “NEW REPORT: U.S. Grid-Scale Energy Storage Installations Set New Record in Q2 2023″ (9/25/23)