ディフェンス・ニュース(Defense News)は9月9日、空軍による輸送機のドローン群発射基盤への転用を模索していると報じた。輸送機とそれに追随する自律型ドローン群(スウォーム)を空軍基地に配備し、前線基地の防衛や上空での情報収集に活用する構想で、人工知能(AI)で制御されたドローン群が自律的に基地周辺をパトロールし、攻撃から航空機などを守ることを狙いとしている。空軍の中小企業イノベーション研究(Small Business Innovation Research: SBIR)の募集事項によると、輸送機を高高度ドローン母艦と位置付け、機上情報収集・監視・偵察能力を提供する計画に加え、紛争空域で活動する機動航空部隊の自己防衛確保につなげる。また、通常の手続き(フェーズI)を省き、試作機による実証を行う「フェーズII」へ直接移行する方針で、暗号化通信によるハッキング防止機能も条件とした。こうした開発により、将来的には災害救助や国境監視など民生分野への応用も見込んでおり、空軍は応募締め切りを10月14日に設定している。
Defense News “US Air Force seeks ‘rapidly deployable’ drone swarms for base security” (09/09/26)
https://www.defensenews.com/news/your-military/2026/09/09/us-air-force-seeks-rapidly-deployable-drone-swarms-for-base-security/