白書「AI研究における国際協力の強化:多国間AI研究所について」

スタンフォード大学(Stanford University)の「人間中心のAI研究所(Human-centered Artificial Intelligence: HAI)」は今般、「AI研究における国際協力の強化:多国間AI研究所について(Enhancing International Cooperation in AI Research: The Case for a Multilateral AI Research Institute)」と題する報告書を発表した。責任ある形で人間を中心とした人工知能(AI)を開発することは、複雑で資源集約型の作業である。世界中の政府がAI開発に伴う機会と試練に対処しようとする中、同じような志を持つ国々が互いの資源と競争的優位性を活用して先端のAI研究を促進する上で、真剣かつ技術的な国際協力が欠如している。このため、多国間AI研究所(Multilateral AI Research Institute: MAIRI)を発足させ、こうした強力なAI研究開発協力につながる経路を提供することが本報告書で提言されている。HAIの白書は、イノベーションと経済繁栄を促進し、AI人材の育成を目的として、AI研究の実施と関係機関による国際R&D協力を推進するための、人間を中心とした手法を主唱するAI研究所の設計計画を概説したものである。

Human-centered Artificial Intelligence “Enhancing International Cooperation in AI Research: The Case for a Multilateral AI Research Institute” (May 2022)