ディフェンス・ニュース(Defense News)は7月8日、米国の弾道ミサイル原子力潜水艦(Ship, Submersible, Ballistic, Nuclear: SSBN)が、港湾内での停泊中や出入港時の水上航行中において、ドローンや機雷、対戦車ロケットなどの標的になる恐れがあるとして、海軍が防御手法の開発に乗り出したと報じた。背景には、ウクライナが昨年ロシアの潜水艦を水中ドローンで損傷させた実例や、ゲリラやテロリストによる待ち伏せ攻撃の脅威がある。米国のSSBNは深海中では事実上無敵であるが、海上資産と安全な航行確保に向け、港湾・沿岸・外洋に至るまでのドローン検知・撃破技術や、対戦車誘導ミサイル(Anti-Tank Guided Missile: ATGM)などの直射火力兵器の無力化、機雷の探知・回避手段を確保していく。また、核施設を狙う人工知能(AI)搭載ドローン群(スウォーム)やサイバー攻撃への対抗策に加え、港湾などの防衛用警備ロボット、潜水艦が発する音響や電磁気などの信号を低減させて探知を防ぐ施策技術の開発も計画している。
Defense News “US Navy fears ballistic missile subs can be hit by drones, anti-tank rockets” (07/08/26)
https://www.defensenews.com/industry/techwatch/2026/07/07/us-navy-fears-ballistic-missile-subs-can-be-hit-by-drones-anti-tank-rockets/