技術リーダー、AI研究の一時停止を要請

先端の人工知能(AI)システムの開発に一時停止を要請する公開書簡が発表され、研究者を二分している。テスラ社(Tesla)のイーロン・マスク最高経営責任者(Elon Musk)やアップル社(Apple)の共同創立者であるスティーブ・ウォズニアック氏(Steve Wozniak)などが署名し、4月上旬に公開された書簡は、AI企業や規制当局がAI技術の潜在的なリスクから社会を守るためのセーフガードを策定するため、6カ月間のモラトリアムを提唱している。昨年、マイクロソフト社(Microsoft)の支援を受けたオープンAI社(OpenAI)が画像生成のDALL-E2を発表して以来、AIは急速に進展している。公開書簡は、「フューチャー・オブ・ライフ・イニシアチブ(Future of Life Initiative)」という非営利組織が公開したもので、かなり推測的な有害性をかきたて、一部の研究者を苛立たせている。プライバシーやセキュリティの脅威などが指摘されているが、現在のAIモデルに内在する数多くの問題に対する簡単な解決策はないのが実情である。

Science “Alarmed tech leaders call for AI research pause” (4/11/23)