国防総省、将来の軍事プラットフォームのための商業寒冷地用マイクログリッド・ソリューションのプロトタイプへ

国防総省(Department of Defense)が北極での競争力を維持するために、極度の寒冷気候での発電能力と電池貯蔵能力を備えた高性能エネルギー・マイクログリッドの運用が求められている。統合軍(Joint Force)は、摂氏マイナス51度までの環境で継続的な事業を行うために必要な持続的で信頼性の高い電力を必要とし、発電用の燃料補給リスクの低減や対応力のある運用可能なマイクログリッド能力の実証といった点に重点を置いている。国防イノベーション・ユニット(Defense Innovation Unit: DIU)は、北米航空宇宙防衛軍(North American Aerospace Defense Command: NORAD)、米北方軍(U.S. Northern Command: USNORTHCOM)など11機関と提携し、電池貯蔵能力を備え、標準化されたモバイル式マイクログリッド・ユニットの開発に取り組んでいる。この取り組みは、「北極グリッド・エネルギー・ソリューション(Arctic Grid Energy Solutions: AGES)」プロジェクトと呼ばれている。AGESは、商業寒冷地用電池に対する国防総省の需要シグナルを高め、国防総省と協働する商業部門の障壁を低減し、将来の寒冷地向けマイクログリッドが軍のプラットフォームに円滑に統合、採択されていくための道を開くものである。

Defense Innovation Unit “Department of Defense To Prototype Commercial Cold Regions Microgrid Solution for Future Military Platforms” (11/8/22)