情報技術・イノベーション財団(Information Technology & Innovation Foundation: ITIF)は9月25日、「先端部門におけるカナダと米国のR&Dリーダーの比較(Comparing Canadian and U.S. R&D Leaders in Advanced Sectors)」と題する報告書を発表した。それによると、先端部門におけるカナダの企業の研究開発(R&D)支出は、米国及び世界のその他から大きく後れを取っており、経済規模を調整した後の世界平均と比べると5分の1となっている。また、米国と比較すると、先端部門の米国企業のR&D投資額(5,290億ドル)は、カナダのそれ(52億ドル)の約103倍である(2021年)。一方、米国のGDPは、カナダのGDPのわずか11.7倍である。こうしたことを踏まえ、報告書は、米国とカナダのR&D能力の差異に対処し、強化するため、それぞれの国のR&D向け税クレジットを改良するよう勧告している。