ローレンス・リバモア国立研究所、炭素貯留に関する誘発型地震の危険の管理に役立つツールキットを開発

ローレンス・リバモア国立研究所(Lawrence Livermore National Laboratory: LLNL)は、ローレンス・バークレー国立研究所(Lawrence Berkeley National Laboratory: LBNL)とカナダのナノメトリクス社(Nanometrics, Inc.)とパートナーを組み、「誘発型地震のオペレーション予測(Operation FoRecasting Of Induced Seismicity: ORION)」ツールキットと呼ばれるオープン・ソース・プラットフォームの開発に取り組む。物理学ベースの地震予測ソフトウェア・プラットフォームによって、事業運営者や規制担当官が、炭素貯留拠点における地震の危険性についてより良く理解し、管理できるよう支援する。商業規模の炭素貯留事業は、液体が地球の表面下で処理された際に地震が誘発される大きなリスクに直面している。多くの事業が経験するのは低レベルの弱い揺れだが、より大きな地震が発生する可能性はある。こうした事象は、単一の貯留拠点に二酸化炭素を注入することに中断が生じたり、業界全体の信頼損失につながる可能性がある。このようなリスクを管理するため、それぞれの事業者は、貯留拠点における現行及び将来的な地震の危険性について理解する必要があり、規制担当官は、盆地規模で地震の危険性を評価できる必要がある。

Lawrence Livermore National Laboratory “Toolkit can help manage induced-seismic hazards for carbon storage” (8/3/23)