バイデン=ハリス政権は先般、国家サイバーセキュリティ戦略(National Cybersecurity Strategy: NCS)を発表した。そして7月13日には、NCSで提示した大胆かつ積極的なビジョンを実現するためのロードマップとして、「国家サイバーセキュリティ戦略実践計画(National Cybersecurity Strategy Implementation Plan: NCSIP)」を発表した。NCSIPは、影響力の高い65件以上の連邦イニシアチブを詳述したもので、これには、サイバー犯罪と戦うことで米国民の雇用を保護することや、高まりつつあるデジタル経済で卓越した存在でいるために必要な有技能のサイバー労働力を育成することなどが含まれる。NCSIPは、超党派インフラ法(Bipartisan Infrastructure Law)、CHIPS・科学法(CHIPS and Science Act)、インフレ低減法(Inflation Reduction Act)、その他の主要な政権イニシアチブと共に、米国インフラの再構築への投資を保護し、クリーンエネルギー部門を開発し、米国の技術及び製造基盤の国内回帰を促す。NCSIPの各イニシアチブには、それを責務とする機関が割り当てられ、完了までのスケジュールが組まれている。