エネルギー省傘下国立研究所、エネルギーインフラを変革するAIの可能性を調査

アルゴンヌ国立研究所(Argonne National Laboratory)、アイダホ国立研究所(Idaho National Laboratory)、国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory)、国立エネルギー技術研究所(National Energy Technology Laboratory)は今般、「エネルギーのためのAI:2023年冬の作業部会に関する報告(AI For Energy: Report on Winter 2023 Workshops)」と題する報告書を発表した。報告書は、米国のエネルギー・インフラが直面する5つの分野(原子力発電、電力グリッド、炭素管理、エネルギー貯蔵、エネルギー・マテリアル)について大きな課題を特定している。そうした上で、共通するニーズとして、①早急かつ高度で信頼性のあるコンピュータ支援によるマテリアル及びシステムの設計と試験、②予測における不確実性とシステムのパフォーマンスを正確に特定する科学者の能力の向上、③AIによって複数のソースならびに形態のデータを統合すること、を挙げている。米国がこれらの課題を克服できれば、大きな恩恵がもたらされる可能性がある。

Argonne National Laboratory “How artificial intelligence can transform U.S. energy infrastructure” (4/29/24)