エネルギー省、炭素回収プロジェクト、地域の二酸化炭素パイプライン設計に26億ドルの資金提供計画

エネルギー省(Department of Energy)が7月13日に発表した意向通知(notice of intent: NOI)によれば、DOEは、石炭及び天然ガスの火力発電所における6件の炭素回収・貯留(carbon capture and storage: CCS)実証プロジェクトの資金を援助するため、25億4,000万ドルを提供する計画である。また、別のNOIによれば、エネルギー省は、地域の二酸化炭素パイプライン・システムの設計に1億ドルを提供する。しかし、これまでのところ、電力部門のCCSは順調とは言い難い。例えば、NRGエナジー社(NRG Energy)がテキサス州の発電所で進めていたペトラ・ノバ炭素回収プロジェクト(Petra Nova carbon capture project)は、運用上の問題と経済的損失を受け、2020年に休止した。本件は米国内の発電所で実施されていた唯一の炭素回収施設であった。エネルギー省は、8月または9月から資金への応募申請を受け付ける計画である。また、地域の炭素パイプライン・プロジェクト設計への資金提供については、来年第1四半期に応募申請の受付を開始する計画である。

Utility Dive “Carbon capture projects, regional CO2 pipeline design to get $2.6B in DOE funding proposal” (7/14/22)