「STEM職業者(STEM professional)」と聞くと、多くの米国民が、白衣を着た大学科学者や医師、シリコンバレーのエンジニアを想起する。こうした人々はもちろん米国のSTEM労働力の重要な要素ではあるが、過半数を構成するわけではない。米労働統計局(U.S. Bureau of Labor Statistics)のデータの新たな分析によれば、2021年に米経済には1億9,510万人の労働者がおり、そのうち671万人がSTEM職業者で、そのうち371万人(55.4%)は学士号を取得していない。これはFTIコンサルティング社(FTI Consulting)がワシントンDCを拠点とする「サイエンス・イズ・アス(Science is US)」のために実施した分析で、それによれば、この他に、①330万人(4.9%)のSTEM被雇用者は高校を卒業していない、②1,300万人(19.5%)は高校卒業もしくは同等の認定を所有している、③1,290万人(19.4%)は大学に在籍したが学位を取得していない、などとなっている。