エネルギー省(Department of Energy)管轄のオークリッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory: ORNL)は10月29日、新型スパコン「タイタン(Titan)の運用を開始した。タイタンは、20ペタフロップス以上の計算能力を有するシステムで、ORNLが従来運用していたシステム「ジャガー(Jaguar)」の10倍の処理能力を有する一方、消費電力はジャガーよりわずかに多いに過ぎない。タイタンの優れた性能は、コンピューター・ゲーム用に開発されたグラフィックス処理装置(graphics processing unit: GPU)と、高性能コンピュータの基盤となっている中央演算処理装置(central processing unit: CPU)を組み合わせた構造に基づくものである。タイタンは今後、エネルギーや気候変動、高効率エンジンなどの研究分野で活用されることになる。
Oak Ridge National Laboratory “ORNL Debuts Titan Supercomputer” (10/29/12)