ORNL、量子誤り訂正基盤を開設 IBM、AMDと共同設計

オークリッジ国立研究所(Oak Ridge National Laboratory: ORNL)は11月5日、IBM社及びAMD社(Advanced Micro Devices)と共同設計した量子誤り訂正基盤を開設したと発表した。量子技術と古典コンピューター(高性能:HPC計算)を統合したシステムで、IBM社の120量子ビットを搭載した最新量子プロセッサー「ナイトホーク(Nighthawk)」と、AMD社製グラフィックス処理装置(GPU)「Instinct™ MI355X」と「第5世代EPYC™ CPU」を搭載したORNLのスパコン「ウンブラ(Umbra)」を併設する。エネルギー省(Department of Energy)が目指す2028年までの科学的に実用的な量子計算の実現に向けた取り組みで、誤り訂正技術やデコード(復号)最適化、ソフトウェアによるシステム管理自動化の研究を加速させる。ORNLは、より多くの古典コンピューターを用いた大規模検証を通じて、信頼性の高い量子コンピューターを構築していくと意欲を見せた。

ORNL “ORNL, IBM and AMD launch new co-design platform for quantum error correction” (11/05/26)