NSFの資金を受けた18チーム、量子規模のセンサーで人類に恩恵をもたらす研究を開始

新しいセンサーによって、いつの日か、医師が細胞内の感染を見つけたり、地質学者がショベルなどを使わずに地下に埋蔵されている鉱物を発見する日が来るかもしれない。米国科学財団(National Science Foundation: NSF)から2,900万ドルの資金を受ける18の研究チームによるプロジェクトの狙いは、自然が持つ微細な量子規模の特性を生かして人間に新たな機会を創出することである。18チームは大学の研究者で構成され、NSFの「量子システムにおける変革的進展のための量子検出の取り組み(Quantum Sensing Challenges for Transformational Advances in Quantum Systems)」プログラムの下で受益する。各チームは4年間で100~200万ドルを受益し、量子の特性(もつれなど)を活かして、従来は測定不可能であったものを正確に測定するセンサー技術の開発に取り組む。

National Science Foundation “Quantum-scale sensors to yield human-scale benefits with new backing from NSF” (8/22/23)