NREL、米国における浮体式洋上風力発電について報告

米国のオフショアには、2.8テラワットの風力エネルギーの可能性があり、3億5,000万世帯に電力を供給できる可能性があるが、この貴重なエネルギー資源を確保するソリューションとして、浮体式洋上風力発電がある。2030年前後に西海岸で初の商業規模のプロジェクトの建設を目指す中、米国は、商業規模の浮体式洋上風力発電開発を可能にする港湾を開発する必要がある。国立再生可能エネルギー研究所(National Renewable Energy Laboratory: NREL)は今般、「米国西海岸における浮体式洋上風力発電のための港湾ネットワーク開発の影響(The Impacts of Developing a Port Network for Floating Offshore Wind Energy on the West Coast of the United States)」と題する報告書を発表した。港湾システムを開発するために必要な点に焦点を当てたもので、報告書によれば、それは時間と大きな投資を必要とするが、実行する価値はあるという。報告書は、西海岸に港湾ネットワークを開発するための主要焦点分野として、①既存の西海岸の港湾インフラの改良、②共同作業と対話の奨励、③大幅な労働力の構築、④透明性と確実性、⑤船舶フリートの育成、の5点を挙げている。

National Renewable Energy Laboratory “What Will It Take To Unlock U.S. Floating Offshore Wind Energy?” (9/26/23)