2月14日に発表された2012年度大統領予算教書の中で、商務省(Commerce Department)は全体で2億4,200万ドルの削減となる中、米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology:NIST)は昨年度の予算教書に比べて8.9%増、2010年度の充当予算に比べて16.9%増となった。パトリック・ギャラガーNIST所長(Patrick Gallagher)は、「オバマ政権は一部のプログラムに厳しい姿勢で臨む一方、投資が必要な部分については真の優先事項とするべく取り組んだ。イノベーションや業界競争力の推進というNISTのミッションは、大統領が一般教書で概説した優先事項と非常に合致する」と述べた。予算教書における新たな提案の一つは、業界が一丸となって大きな技術的課題に取り組むことを支援する「先端製造業技術コンソーシアム(Advanced Manufacturing Technology Consortia)」(1,230万ドル)である。その他、サイバーセキュリティ関連の研究予算(4,300万ドル増)、スマートグリッド技術や電子医療記録、クラウドコンピューティングなど新興技術の相互運用基準に対する予算(2,280万ドル増)などが含まれている。
Tech Daily Dose “NIST Big Winner In Otherwise Tight Budget” (2/14/11)