NIST、小型機器保護のための「軽量暗号」アルゴリズムを選出

米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology:NIST)は2月7日、小型機器によって生成されるデータの保護に関して信頼できる手法を見つけるプログラムの下、アスコン(Ascon)と呼ばれる暗号アルゴリズム・グループ(ファミリー)を選出したと発表した。今年後半に「軽量暗号標準(lightweight cryptography standard)」として発表される。このアルゴリズムは、モノのインターネット(IoT)によって生成、移送される情報を保護することを意図したもので、その対象には、無数の小型センサーやアクチュエーターの他、埋め込み式医療機器、道路や橋の内部に設置されるストレス検知器などの小型技術も含まれる。こうした機器の電子リソースは限られていることから、軽量暗号技術が求められている。現在、アスコン・ファミリーには7つの種類があり、その一部または全部が、NISTが発表する軽量暗号標準の一部となる可能性がある。

National Institute of Standards and Technology “NIST Selects ‘Lightweight Cryptography’ Algorithms to Protect Small Devices” (2/7/23)