研究者、グラント申請の再提出を制限するNIH規則を撤回するよう要請へ

国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)が2009年に、研究者が一度却下されたグラント申請を再提出できる回数を従来の2回から1回へ制限する新規則を発表したことを受け、この新規則を撤回するよう求める請願書の草案が科学コミュニティの中で話題になっている。再提出回数に達した案件は、「内容や領域において大幅な違いがなければ新規研究申請として審査を受けることはできない」とされており、NIHは、再提出回数の制限は研究者一人あたりの提出件数を削減することと、有望な申請者へのグラント提供を遅らせないようにすることを意図したものであると説明している。新規則の撤回を求める研究者らは、「同じ分野でグラント提供される案件は10%以下である」「新規則は若手研究者に不当な負担を課す」と主張している一方で、科学者全てが請願書の内容を支持しているわけではないという。
ScienceInsider “Frustrated Researchers to Petition NIH to Change Rule on Resubmitting Grants” (2/15/11)