米航空宇宙局(National Aeronautics and Space Administration: NASA)は3月16日、工学及び気候研究における重要な分野での技術開発を目的として、新たに「宇宙技術研究所(Space Technology Research Institute: STRI)」を2件創設すると発表した。米国の大学が主導し、NASAの未来にとって重要な学際的研究技術開発プログラムを作る。STRIには、大学や業界、非営利組織が結集し、初期ステージの技術への投資を通じて未来の航空宇宙能力に影響を及ぼすことを目指す。設立されるSTRIの一つは、①量子パスウェイ研究所(Quantum Pathways Institute)でテキサス大学オースティン校(University of Texas at Austin)が主導し、次世代の地球科学応用のための量子検知技術の進展に焦点を当てる。もう一つのSTRIは、「付加製造のモデル・ベースの要件及び認定(Institute for Model-Based Qualification & Certification of Additive Manufacturing: IMQCAM)」で、カーネギー・メロン大学(Carnegie Mellon University)が主導し、3D印刷(付加製造)による金属部品のコンピュータモデルの強化と、それらの宇宙飛行応用における活用性の拡大を狙いとする。各STRIは、5年間で最高1,500万ドルを受益する。