食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)の諮問委員会が2月25、26日、ミトコンドリアの不全に基づく様々な疾病を子供に遺伝させないための論争的な体外受精(in vitro fertilization: IVF)技法について議論した。その結果、諮問委員会は、「本技法は現在のところ、人体の臨床試験を行う準備はできていない」との見解で一致したようである。本技法は、二人の女性(変異したミトコンドリアを持つ女性とそうでない女性)の卵細胞の遺伝物質を組み合わせることから、論争を招いている。本技法を用いて数匹のサルを作ったオレゴン医療科学大学(Oregon Health & Science University)の研究チームは、諮問委員会で、「サルは現在のところ健康なようである」と述べたものの、多くのメンバーが、「人を対象とした臨床試験を行う前に、本技法によって予想外の副作用がでないことを示すより多くのデータが必要であると考えている」と述べた。
Science Insider “FDA Panel Weighs Controversial Assisted Reproduction Technique” (2/26/14)