トランプ新政権の移行チームで環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)を担当するダグ・エリクセン氏(Doug Ericksen)は1月24日、NPRのインタービューに答え、「EPAの科学者が自分の科学的ファインディングを発表あるいは紹介したい場合、それらは情報公開前にケースバイケースで審査を受ける必要があることになるだろう。政権移行期間中は、科学者が研究活動を外部に発表する前に不特定の内部審査を経ることになると予測される」と述べた。この審査プロセスがトランプ新政権のEPAで恒久化されるのか否かについて言及しなかった。こうした審査は、「EPAのあらゆる職員は、科学的ファインディングあるいは結論をタイムリーに発表することを抑制、修正、邪魔してはならない」とした2012年の科学的インテグリティ政策に矛盾する。科学コミュニティ及び環境保護団体の間では、トランプ新政権は気候変動研究を具体的な標的にしているのではないかとの懸念が増大しつつある。
NPR “EPA Scientists’ Work May Face ‘Case By Case’ Review By Trump Team, Official Says” (1/25/17)