CSET報告書「米国の技術系人材を巡る競争」

セキュリティ・新興技術センター(Center for Security and Emerging Technology: CSET)は今般、「米国技術系人材を巡る競争:国防総省と防衛産業基盤は競争できるか?(The Race for U.S. Technical Talent: Can the DOD and DIB Compete?)」と題する報告書を発表した。技術系人材は、イノベーション及び経済成長にとって重要であり、高度に可動的なこれらの人材を引き付けることは、技術の最前線を維持する上で必須である。本分析報告は、リンクドイン(LinkedIn)のデータを基に、国防総省(Department of Defense)、国防産業基盤(defense industrial base: DIB)、いわゆる「大手技術企業」に焦点を当てながら、業界間及び都市圏間の技術系労働者の移動について追跡している。報告書は、国防コミュニティの技術系労働力の大きなトレンドとして、「国防コミュニティにおける技術系労働力の置換もしくは拡大は、その他の業界部門と同様のペースで進んでいない」などの3点を挙げている。その上で、国防コミュニティが技術系人材に関連する課題に対処し、より良いアクセスを得られるようにするため、①必要に応じて商業ソフトウェア部門と協力、提携し、部門間の移動や業界交流を推進する、②既存の人材プールによる人的資本に投資する、など4点を勧告している。

Center for Security and Emerging Technology “The Race for U.S. Technical Talent” (8/23/23)