国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)において、30か国以上が「COP28 再生可能で低炭素の水素及び水素誘導体のための認証スキームの相互承認に関する意向宣言(COP28 Declaration of Intent on the Mutual Recognition of Certification Schemes for Renewable and Low-Carbon Hydrogen and Hydrogen Derivatives)」を始動した。宣言に署名した国々は、世界の脱炭素化及び世界のエネルギー需要への対応におけるクリーン水素の主要な役割を認識し、世界市場を促進する一助として、水素認証スキームの相互承認へ向けた活動を模索する。米国は、「低炭素水素」ではなく、「クリーン水素」という用語を使用しているが、本文書やその他において、「低炭素水素」は再生可能エネルギーや原子力エネルギー、もしくは炭素の捕獲と貯留によって生成される水素を含むものであり、対策が講じられていない化石エネルギーによって生成される水素は含まないものと理解している。宣言の参加国は、①それぞれの認証スキームの相互承認へ向けて取り組むことを模索する、②それぞれの認証スキームの相互承認を可能にする技術ソリューションの加速的開発を模索する、③可能な場合は、政府の専門家を、「経済における水素及び燃料電池のための国際パートナーシップ(International Partnership for Hydrogen and Fuel Cells in the Economy: IPHE)及び「水素技術協力プログラム(Hydrogen Technology Cooperation Programme: Hydrogen TCP)」へ指名する、といった意向を表明している。
Department of Energy “At COP28, Countries Launch Declaration of Intent on Clean Hydrogen” (12/6/23)