BIO、ワクチン開発に更なるイノベーションと投資が必要と提言

バイオテクノロジー・イノベーション協会(Biotechnology Innovation Organization: BIO)は1月25日、「感染症に関するワクチンのイノベーションと予防抗体の現状(The State of Innovation in Vaccines and Prophylactic Antibodies for Infectious Diseases )」と題する報告書を発表した。ワクチン開発における最新の科学と投資のトレンドを分析したもので、それによれば、世界のワクチン及び予防接種のパイプライン上には、約250の新規の臨床段階のプログラムがあり、それ自体は大きな有望性を秘めているものの、その約30%は新型コロナを対象としたものであること、そしてベンチャー資本投資が不十分であることが指摘されている。また、予防抗体の臨床パイプラインにあるプロジェクトはわずか16件で、ワクチンに比べて小規模である。報告書は、投資の溝を埋め、強く必要とされているワクチンと抗体を市場化するため、プラットフォーム技術による新規手法の開発を迅速化すること、利用可能なワクチンへの患者のアクセスを強化すること、ワクチンに関する誤情報に対策を講じることなどを勧告している。

Biotechnology Innovation Organization “New BIO Report Finds More Innovation & Investment Needed in Vaccine Development” (1/25/24)