国防総省、戦略的影響拡大に向けてDIU報告書を発表

8年前にアッシュ・カーター国防長官(Ash Carter)(Secretary of Defense)が、脅威の状況に変化が生じていることを受け、米国の技術的優位性を維持することを目的とした広範な戦略的イニシアチブの一環として、国防イノベーション・ユニット(Defense Innovation Unit: DIU)を創設した。現在、我々が直面する問題の急務性は同じであるが、それに対応する時間は危険なほどに短縮されている。こうした中、ロイド・オースティン国防長官(Lloyd J. Austin III)は去る4月、DIUを再編し、直接報告する体制とし、DIUの影響を高める計画を策定するよう指示した。この判断は、中国やロシアへの対抗策及び世界的な脅威への対処で商用初の技術が果たす中心的役割を反映するものである。今回発表されたDIU3.0は、必要とされる早急な戦略的効果を実現するための①焦点、②行動、③DIUが活用する資源、の重要なシフトを概説するものである。DIU1.0は、国防総省と技術部門のコミュニケーションを確立し、DIU2.0は、国防イノベーションの問題は商業技術ソリューションで解決できることを証明し、DIU3.0は、主要な衝突を抑止する、もしくは戦闘を余儀なくされた場合は勝利できるようなスピードと規模で、国防総省が最良の商業技術とイノベーションを活用できることを確実にすることを目指している。

Defense Innovation Unit “DIU 3.0: Scaling Defense Innovation for Strategic Impact” (2/7/24)