大統領府は2月23日に発表した「大統領経済報告(Economic Report of the President)」の中で、大統領が提案している「クリーンエネルギー使用基準(clean energy standard: CES)」を賞賛し、「大統領のエネルギー政策案は、エネルギー技術の勝者と敗者を決めるものであると同時に高コストである」という共和党の主張に反論した。オバマ大統領は、再生可能エネルギーや原子力、天然ガス、炭素排出捕獲技術を有する石炭発電所(その技術はまだ商業化されていない)など低炭素源からの発電を倍増し、2035年までに米国の総電力の80%をこれらのエネルギー源から調達するという目標を設定している。大統領経済報告は、「CESは、研究開発中の新技術を市場に引き出す一助となるクリーンエネルギー導入の経済的インセンティブとなるであろう。重要な点として、CESは具体的なクリーン技術を選出するわけではなく、目標を達成するために市場や企業がコスト効果が最も高い技術を決定するようになっている」と指摘している。
THE HILL “White House report parries attacks on ‘clean energy standard'” (2/23/11)