多くの専門家が、「バイデン副大統領による『癌治療のムーンショット(月探査ロケット)』イニシアチブの重要な要素は、研究者と臨床者が新たな薬や治療法を開発する一助として利用できる大規模なデータベースであろう」と考えている。こうした中、国立癌研究所(National Cancer Institute: NCI)のダグラス・ロウィ所長代理(Douglas R. Lowy)は1月14日、NCIによる大規模なデータベース作りが終盤に近いことを明らかにした。今夏に発表されるデータベース「ゲノミック・データ・コモンズ(Genomic Data Commons)」には最大5万人の患者・臨床試験参加者のデータが含まれ、患者・参加者の癌のゲノム分析、使用された治療方法、彼らの反応と成果などの情報が含まれる。情報源はNCIだけではなく、他の研究からの情報も含まれる。
Washington Post “NIH’s big cancer database coming soon” (1/14/16)