ディフェンス・ニュース(Defense News)は11月4日、中東の米軍基地がイランによる攻撃を受けたことを受け、空軍が防護建造物を迅速に構築できる移動式3Dコンクリート・プリンターの開発に乗り出したと報じた。「フェーズII直接移行(Direct-to-Phase II)」プロジェクトに指定された空軍の中小企業イノベーション研究(Small Business Innovation Research: SBIR)プログラムの募集要項によると、従来の防護性能の低いテントやトレーラー、平壁構造の建物に代わり、爆風や破片の飛散による影響軽減に向けた幾何学構造の建造物を即座に施工できる技術を求めている。層状に積み重ねて構造物を形成するコンクリート・プリンター技術を活用した防護建造物の現地早期配備に向け、現地調達可能なセメント材料の活用や、高度な技能を持たない兵士でも厳格な環境下で操作できる自動・半自動システムの開発を目指しており、募集締め切りを2027年1月に設定した。将来的な民生利用も見据えつつ、迅速に防護インフラを設置・使用できる実戦的技術の導入を急ぐ。
Defense News “Under threat of air strikes, US looks to bolster base infrastructure with 3D printing” (11/04/26)