責任あるAI枠組みを選択するためのマトリックス

セキュリティ・新興技術センター(Center for Security and Emerging Technology: CSET)は今般、「責任あるAI枠組みを選択するためのマトリックス(A Matrix for Selecting Responsible AI Frameworks)」と題する報告書を発表した。現在、組織が責任ある人工知能(AI)システム(もしくは望まないリスクを最小限にし、恩恵をもたらすアウトカムを作り出すシステム)を実践するために使用できるツールの数は増大している。しかし、これらのツールの選択方法や適用方法は常に明確とは限らない。本報告書は、こうしたツールの一つであるプロセス・ベースの枠組みについて、組織のそれぞれの具体的なニーズに対応する形で、体系的に特性化する方法を提示している。AIのためのプロセス・ベースの枠組みは、組織がAIシステムの課題に対応し、恩恵を活用できるよう準備するための設計図となるものであるが、責任あるAIの実践の経験がない組織が枠組みを選択することは困難な場合がある。本報告書は、公にされている約40件のプロセス枠組みについて、その焦点先やそれらの枠組みを使用するチームに基づいて整理したマトリックスを提示している。

Center for Security and Emerging Technology “A Matrix for Selecting Responsible AI Frameworks” (June 2023)