新型コロナのパンデミックによって露呈したバイオセキュリティ・リスクや、遺伝子編集、合成細胞作成などの新技術を受け、軍が新興の脅威に対抗する助けとなり得るバイオテクノロジー企業に投資するベンチャーキャピタル(VC)が急増している。ピッチブック社(PitchBook)の「バーティカル・スナップショット:国防技術(Vertical Snapshot: Defense Tech)」によれば、このようなバイオテクノロジー企業は、4月28日までの12か月間に32億ドルを調達した。同期間の間、ファイブ・アイズ(Five Eyes)と呼ばれる諜報同盟国(米、英、加、豪、ニュージーランド)に拠点を置く企業の中で、バイオテクノロジー企業は、再生可能エネルギー部門(40億ドル)、検知/接続性/セキュリティ部門(34億ドル)に次ぐ、最も人気の高い防衛技術部門であった。2022年の顕著なバイオテクノロジー取引案件には、合成生物企業のアルトス・ラボ社(Altos Labs)(初期ラウンドで30億ドル)、医薬品の新たな製造手法開発に取り組むレジリエンス社(Resilience)(シリーズDで6億2,500万ドル)が含まれる。
Pitch Book ” VCs inject $3.2B into defense-focused biotechnology” (5/30/23)