食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)は5月10日、米国標準技術局(National Institute of Standards and Technology:NIST)との合同プロジェクトとして、動物のゲノムを改変することで革新的な動物バイオテクノロジー製品を作り出す研究者及び企業を対象に、重要な新しい資源を提供することを狙いとした取り組みに着手する。FDAは、革新的な動物製品の開発の進展を促進することにコミットしており、そのために規制プロセスの確実性を高め、研究開発を奨励し、動物の「意図的ゲノム改変(Intentional Genomic Alteration: IGA)」市場の効率的かつ予測可能な経路を支援している。こうした中、開発業者、規制当局ともに、ゲノム改変には、動物の健康に影響を及ぼしたり、肉類や牛乳、卵の安全性に影響するかもしれない意図しない改変が発生する可能性があるとの認識を示し、開発業者は安全な製品を生産する助けとなるようなツールの必要性を表明してきた。こうしたニーズに対応するため、FDAはNIST主導のプロジェクトに協調的に取り組み、必要とされている資源を収集する。具体的には、プロジェクトを通じて、牛と豚のIGAを特性化するための標準計測を作成することを狙いとしている。