大統領府科学技術政策局(Office of Science and Technology Policy: OSTP)、エネルギー省(Department of Energy)、国務省(Department of State)は4月20日、「国家イノベーション経路報告(National Innovation Pathway Report)」を発表した。主要なクリーンエネルギー技術イノベーションを加速させることを目的として、連邦政府全体で行われている取り組みをまとめた報告書である。報告書は、エネルギー省によるエネルギー地球ショット(Energy Earthshots)の目標や超党派インフラ法(Bipartisan Infrastructure Law)における大規模な実証プロジェクトへの資金提供、インフレ低減法(Inflation Reduction Act)におけるクリーンエネルギー技術へのインセンティブなどを含めた政権の取り組みを強調している。クリーンエネルギー・イノベーションは、米国の気候目標を達成させるだけでなく、大気をよりクリーンにし、エネルギー費用を低減し、良好賃金雇用を創出することで、全ての米国民の生活向上をもたらす。報告書はまた、23の加盟国と欧州連合(European Union: EU)で構成される国際組織、ミッション・イノベーション(Mission Innovation)への大きな寄与ともなっている。