エネルギー情報局(Energy Information Administration: EIA)が発表した「住宅エネルギー消費調査(Residential Energy Consumption Survey: RECS)」によれば、2020年の米国世帯の平均的な消費エネルギーは2009年よりも減少した。2020年RECSデータによれば、米国世帯は平均76.8MMBtu (million British thermal units)のエネルギー(電気、天然ガス、プロパン、燃料油を含む)を消費した。この消費量は2015年のRECSの試算と比較的同じであるが、2009年の89.6 MMBtuより大幅に減少した。2020年のRECSの主要な考察点として、次のような点が挙げられている。①米国世帯は2020年に平均1,884ドルをエネルギーに支出した。②より多くの暖房を必要とする地域では平均してより多くのエネルギーを消費した(例えば、アラスカ州の世帯の平均エネルギー使用量は125.1MMBtu)。③空調を使用している世帯がわずか57%、小型の暖房器を使用している世帯が5%のハワイ州では、世帯の平均エネルギー使用量は30.3MMBtuで、1世帯当たりの消費量は米国内で最低。④全国的には、全体のエネルギー消費に占める割合は、電力(47%)と天然ガス(45%)となっているが、この割合は州によって大きく異なる。