FDA、職員の電子メールを追跡する大規模な監視活動が明らかに

食品医薬品局(Food and Drug Administration: FDA)が、FDAの業務に不満を持つ一部のFDA科学者を対象に大規模な監視活動を行い、議員や弁護士、労働担当官、ジャーナリスト、オバマ大統領などに個人的に送付した数千件の電子メールを密かに入手していたことが明らかになった。本件は、2010年3月にニューヨーク・タイムズ紙(New York Times)が、医療用画像装置の安全性に関して、2人のFDA科学者の発言を引用した記事を発表したことなどが発端となっており、当初は、FDAが有する企業機密情報の漏洩に関する捜査として始まったものであるという。しかし、監視活動で得られた膨大な書類が、FDAの契約企業によってウェブサイト上で公開されたことにより(FDAの委託企業によるミスと考えられる)、監視活動が行われていることが明らかになった。
New York Times “Vast F.D.A. Effort Tracked E-Mails of Its Scientists” (7/16/12)