環境保護庁(Environmental Protection Agency: EPA)は2月14日、温室効果ガス削減基金(Greenhouse Gas Reduction Fund: GGRF)プログラムの設計に関する最初のガイダンスとして、2件の連邦援助事項(Federal Assistance Listing)を発表し、グラント・コンペの特徴を概説した。GGRFプログラムは、インフレ低減法(Inflation Reduction Act)によって創出されたプログラムで、EPAは、2件のグラント・コンペを通じて約270億ドルのアワードを実施し、クリーン・エネルギーとクリーンな大気のための民間資本を活用する。EPAが今回発表したのは、「一般及び低所得援助コンペ(General and Low-Income Assistance Competition)」(200億ドル)と、「ゼロ排出技術基金コンペ(Zero-Emissions Technology Fund Competition)」(70億ドル)の2つで、前者は、適格な非営利事業体が地域社会の金融機関(グリーン・バンクや地域社会開発金融機関など)と協力し、民間資本と公的資金を活用して、低所得者世帯及び社会的に不利な立場にある地域社会の世帯を中心に、汚染を削減し、エネルギー費用の低減に取り組むプロジェクトに競争的グラントを提供する。後者は、低所得及び社会的に不利な立場にある地域社会で、住宅用屋根上ソーラーや地域社会ソーラー、関連の貯蔵と改良の導入に取り組む州政府や部族、地方自治体、適格非営利事業体へ競争的グラントを提供する。