GAO、潜在的なパンデミック病原菌を伴う研究の監督について報告

政府説明責任局(Government Accountability Office: GAO)は1月18日、「公衆衛生準備対策:厚生省は、パンデミックに繋がる可能性がある病原菌の改変版を伴う研究の監督を改善できる(Public Health Preparedness: HHS Could Improve Oversight of Research Involving Enhanced Potential Pandemic Pathogens)」と題する報告書を発表した。パンデミックの原因についてより良く理解する研究において、病原菌が拡散し疾病の原因となる形で改変される場合がある。しかしこうした改変により、それらの病原菌の感染力や致死性が高まり、パンデミックにつながる可能性もある。厚生省(Department of Health and Human Services: HHS)のポリシーでは、パンデミックにつながる可能性がある病原菌の改変を伴う研究のプロポーザルは、省による追加のレビュー及びセーフガードを受けるよう求めているが、HHSが実際にどのようにこうしたプロポーザルを審査及び承認しているのか、明確になっていない。また、その他のポリシーでもいくつかの溝が指摘されている。GAOは、HHSによる追加のレビュー及びセーフガードの対象となる基準を策定、文書化することなど、3点を勧告している。

Government Accountability Office “Public Health Preparedness: HHS Could Improve Oversight of Research Involving Enhanced Potential Pandemic Pathogens” (1/18/23)