核融合エネルギーが2030年代までに電力グリッドへ電力を供給する可能性

核融合エネルギー協会(Fusion Industry Association: FIA)が発表した第2次アンケート調査報告によれば、核融合エネルギー業界は2022年に、28億3,000万ドルの新たな民間資金を調達した。これは2021年から139%の増加となる。このデータは、業界が、2030年代までに、核融合エネルギーによる電力グリッドへのアクセスが高まることにより楽観的になっていることを示す。民間企業の数も増えており、同数は2021年の23件から2022年は33件となった。6社が集合的に2億ドル以上を調達し、コモンウェルス・フュージョン・システムズ社(Commonwealth Fusion Systems)が18億ドルを、ヘリオン・エネルギー社(Helion Energy)が5億ドルを調達した。一方、政府によるグラントやその他の支援は、2022年に1億1,700万ドルに達した。FIAのアンケート調査結果によれば、核融合エネルギー業界にとって最も重要な市場は電力生産で、次いでオフグリッド・エネルギー、水素、クリーン燃料となっている。

EE Times “Fusion Energy Might Power the Grid by the 2030s” (10/20/22)