国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は今般、「科学的知識の抽出及びモデリングの自動化(Automating Scientific Knowledge Extraction and Modeling: ASKEM)」プログラムに取り組む研究者チームを選出した。研究者は、人工知能(AI)の手法及びツールを使い、複雑なモデル及びシミュレーターを創出、維持、強化し、よりタイムリーで信頼性の高いガイダンスを作り出す。ASKEMは42カ月間のプログラムで2つのフェーズに分かれており、フェーズ1では、モデルの正確さ、適時性、維持管理性の改善というプログラム・ゴールに焦点を当て、フェーズ2では、一般化や拡張性の可能性という目的を高める。また、全体を通して4つの技術分野があり、技術の創出と統合が行われる。それらの技術分野は、①多様なインプット(論文やコード、構造的データなど)から知識やモデルを抽出し、関連付けるための技術開発、②モデルを構成/分解、比較、維持するための手法の開発、③複雑なモデル・シミュレーターを創出するためのツールの開発、④これらのツールを統合し、総合的なモデリング及びシミュレーションの作業台とするための視覚的で高次のモデリング・プラットフォームの構築、の4つ。