IARPA、言語の個人的特徴に関する技術の研究を開始

情報高等研究開発活動(Intelligence Advanced Research Projects Activity: IARPA)は9月27日、文章の作者を特定したり、作者のプライバシーを保護する新規の人工知能(AI)技術を模索する新たなプログラムを開始した。これは、「文章を下支えする構造を用いて解釈する人間的帰属(Human Interpretable Attribution of Text Using Underlying Structure: HIATUS)」プログラムで、人間言語技術を進展させる諜報コミュニティの新たな努力の一つとなる。このイノベーションの結果、①悪質な影響を及ぼそうとする海外の活動に対抗できる、②対諜報活動のリスクを特定できる、③執筆によって危険にさらされる可能性がある作者を守る一助となる、といった影響がもたらされる可能性がある。HIATUSプログラムの目標は、単語の選び方や文章の構成などの文体的な特徴を特定することで、複数言語での作者特定付けをし、その文章が誰によって書かれたものかを判断したり、作者の特徴を示す文体を変更して作者のプライバシーを保護するなどの技術を創出することである。IARPAは、競争的な公募を通じて、HIATUSの研究契約を主導する5つの企業・組織を選出した。

Office of the Director of National Intelligence “IARPA Kicks off Research Into Linguistic Fingerprint Technology” (9/27/22)