国防総省(Department of Defense)は、機密扱いで複雑な課題に革新的かつ創造的なソリューションを模索しているが、企業がこうした活動に参加するには、施設や従業員が適切なセキュリティ・クリアランスを取得する必要があるなど、現行の仕組みでこうした活動が可能な一部の企業へのアクセスしかない。こうした中、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は、「機密扱いのイノベーションを国防と政府システムへ届ける(Bringing Classified Innovation to Defense and Government Systems: BRIDGES)」と題するプログラムを発表した。伝統的に国防総省の機密扱いの研究開発活動に参加しない企業のイノベーションを活用することを狙いとしたものである。BRIDGESプログラムは、伝統的に国防総省の活動に参加しない企業の中から、政府がスポンサーとなり、国防総省の具体的な関心分野に焦点を当てたコンソーシアムに参加する企業を募集する。DARPAがコンソーシアムの会員企業の施設クリアランスのスポンサーとなることで、会員企業は複数の機密扱いレベルにおいて、政府の担当者とやり取りできる。BRIDGESパイロット・イニシアチブは30カ月間行われ、コンソーシアムに選出された企業に12か月間で5万ドルの資金が提供される。