ニューヨーク市内の電力グリッドで初の「自動車からグリッドへ(V2G)」システムがスタート

ニューヨーク市内の電力グリッドで初となる「自動車からグリッドへ(vehicle-to-grid: V2G)」システムが、先週スタートした。このシステムは、配車サービスのレベル社(Revel)、ファーマタ・エナジー社(Fermata Energy)、ナインドット・エナジー社(NineDot Energy)の共同作業によるもの。レベル社の配車システムで使用されている車はすべて電気自動車で、その中の日産製「リーフ(LEAF)」が、電力を自動車の電池からコン・エジソン社(Con Edison)(エネルギー提供会社)のグリッドに必要に応じて送電する。このプログラムによる収入は、レベル社がEV車の費用を負担する上で助けとなる。また、コン・エジソン社にとっても、電力グリッドのバランスを図り、停電などを防ぐ助けとなる。ファーマタ・エナジー社は、こうしたプロジェクトのために、双方向性の充電機器やV2X(vehicle-to-everything:V2X)ソフトウェアを生産するスタートアップ企業である。ナインドット・エナジー社は、ニューヨーク都市圏で、V2Gプロジェクトを含む電池貯蔵プロジェクトを開発している。今回のようなプロジェクトの大きな利点は、電気自動車の普及や電池貯蔵、再生可能エネルギー、より対応力のある電力グリッドの導入を支援及び加速させる一助となることである。

Clean Technica “First V2G (Vehicle To Grid) System On Launches NYC Grid” (8/22/22)