国防総省(Department of Defense)の「5G後の革新(Innovate Beyond 5G: IB5G)」プログラムは最近、業界や学術機関との間で「5G-to-NextG」無線技術のための協調的パートナーシップを引き続き進展させる3つの新プロジェクトを開始した。「国防総省は、5G-to-NextG無線技術の進展と概念実証に重要な関心を持っている」と、IB5Gプログラムのサミット・ロイ部長(Sumit Roy)は述べる。3つのプログラムは、①オープン6G(Open6G)(オープン無線アクセス・ネットワーク(Open Radio Access Networks: Open RAN)での6Gシステム研究を活性化させることを狙いとした業界と大学の協調的取り組み)、②ジリニウム・リサーチ社(Zylinium Research)との「スペクトル・エクスチェンジの安全保障と拡張性(Spectrum Exchange Security and Scalability)」プロジェクト(無線ネットワークのユーザー需要が高まる中、スペクトル共有技術の重要性は高まっており、ジリニウム・リサーチ社はこうした需要に対応する「スペクトル・エクスチェンジ」を開発)、③IB5Gはノキア・ベル・ラボ(Nokia Bell Labs)と協力し、メガヘルツからギガヘルツまでの大型で対応力のある「大規模マルチ・インプット/マルチ・アウトプット(Massive Multi-Input/Multi-Output (MIMO)」プロジェクトを開始した。Massive MIMOは、無線戦術通信の対応力と処理能力を高める能力があることから、兵士にとっては重要な成功要素である。
Department of Defense “Three New Projects for DOD’s Innovate Beyond 5G Program” (8/2/22)