エネルギー省(Department of Energy)は7月13日、総額400万ドルの「米国製地熱リチウム抽出プライズ(American-Made Geothermal Lithium Extraction Prize)」の最終戦出場者を発表した。同プライズは、地熱塩水(地熱エネルギー生産の副産物である塩水)からリチウムを抽出する際の費用低減と環境への影響を削減する一助となるイノベーションを支援するコンペである。エネルギー省は、本コンペを通じて、南カリフォルニア州のソルトン湖(Salton Sea)周辺を中心に、コスト競争力があり、持続可能な国内のリチウム資源の開発を進展させる。同湖周辺には、年間60万トン以上のリチウムを生産できる可能性があり、それは頑強なサプライチェーンを支え、米国がリチウムの大手輸出国となれる可能性がある。選出された最終戦出場者は、ジョージ・ワシントン大学(George Washington University)やライス大学(Rice University)など5つの大学のチームで、地熱塩水から安全かつコスト効果の高い形でリチウムを抽出できるソリューションを特定した。各チームは28万ドルを受け取り、コンペの第3(最終)ラウンドで競う。
Department of Energy “DOE Announces Finalists of Geothermal Lithium Extraction Prize” (7/13/22)