気候変動の影響や生物多様性の損失について理解を深めたり、山火事や洪水、干ばつといった異常気象を予測し、準備するには、様々な規模で情報を提供するデータセットを統合することが求められる。こうした取り組みを支援するため、米国科学財団(National Science Foundation: NSF)は、「環境データ科学イノベーション及び包含ラボ(Environmental Data Science Innovation and Inclusion Lab: ESIIL)」を設立した。本件について、コロラド大学ボールダー校(University of Colorado Boulder)に5年間で2,000万ドルの資金が提供される。ESIILは、協調的かつデータ主導型の発見を目的としたオープンな科学ワークスペースであるNSFの「サイバース(CyVerse)」と協力し、「包含性」と「環境データの多様化手法」を中核的な原則とする。また、部門横断型のパートナーシップやイノベーション・サミット(Innovation Summit)、地球ハッカソン(Earth Hackathon)を通じて、ユーザー体験に基づく研究を促進する。