海岸沿いの洪水や侵食、暴風雨による被害は、民間及び国防総省(Department of Defense)のインフラや人員に脅威となっており、これまでにこうした被害への対策努力が実施されているものの、突然の暴風雨や洪水は世界中の海岸地域に損害をもたらし続けている。こうした中、国防高等研究計画局(Defense Advanced Research Project Agency: DARPA)は、生物学的かつ工学的で自己治癒力のあるハイブリッドの岩礁模倣構造を開発する「リフェンス(Reefense)」プログラムを開始した。そして今般、こうした被害を軽減するための包括的で持続的なソリューションの開発へ向けて取り組む3つのチームを選出した。リーフェンス・プログラムの下、波の減退を調節する基本構造によって、石灰質の岩礁生命体(サンゴ礁もしくは牡蠣)の定着と生育を推進し、それによってシステムが自己治癒し、時間の経過と共に海面の上昇と同調できるシステムを目指す。選出されたのは、メキシコ湾岸で牡蠣岩礁に焦点を当てた研究を行うラトガーズ大学(Rutgers University)など3大学。