陸軍長官、陸軍将来コマンドの管理を明確にする新たな指令に署名

陸軍のクリスティン・ウォーマス長官(Christine Wormuth)(Army Secretary)は5月3日、新たな指令に署名し、陸軍将来コマンド(Army Futures Command: AFC)の事業に新たな領域を設定すると共に、陸軍の調達権限を改めて主張した。2018~2020年の間に発令された指令により、陸軍将来コマンドは「現代化事業を主導する部門」として確立されてきたが、今回の指令により、こうした過去の指令が覆される。また、新たな指令は、陸軍の科学・技術部門は、陸軍将来コマンドの傘下ではなく、陸軍次官補(調達・物流・技術担当)(Assistant Secretary of the Army (Acquisition, Logistics and Technology): ASAALT)の管轄下になるとしている。陸軍の広報担当官(Army Public Affairs)は、「AFCの発足を受け、陸軍はその発展を加速させ、陸軍の現代化努力におけるAFCの役割に関連する数多くの政策指令を発令した。それらは善意に基づくものであったが、長期的に確立されてきた調達権限について曖昧さを生み出すという不測の事態を招いた。今回の管理的変更は、こうした曖昧さを排除し、法令に則った明確な役割を確認し、我々の現代化と装備化の事業の間の共同作業をより良く促進するものである」と述べた。陸軍将来コマンドについては、「調達事業に関する高度な力を含め、現代化に関して過度な権限を持っている」と批判の声が上がっていた。

Defense News “In new directive, US Army reins in Army Futures Command” (5/4/22)